投稿

11月, 2022の投稿を表示しています

vol.9 Cotoriの最初の絵本原画展~澤口たまみさん

イメージ
 澤口たまみさん、たしろちさとさんによる 福音館書店『どんぐりころころむし』がハードカバー化されました。 実はお二人とも、2019年11月にCotoriに来てくださっています。 その時のこと綴った文をもとに記録を残しておきたいと思います。 ……………   2019年9月29日の新月の日は、絵本仲間がお友達と一緒になんと盛岡から来てくれた。 修善寺を散策して、パステルも描いて、遅くまでCotoriで語り合って、 そして翌日は三島での絵本セラピーにも参加してくれた。   三島から、沼津の絵本専門店グリムに行った2人から、驚きのメッセージ。 「店主の須磨子さんが、この絵本いいのよ~と。それがなんと、私たちの同級生が書いた絵本で、しかも数日前に会ったばかりで。3人でえぇ~!ってなりました。」 なんと、澤口たまみさんは、この2人の高校時代の同級生だったのである。 そんなことってあるんだね!すご~い! 翌日だったと思うのだけれど、 Facebookで「友達かも」のトップに「澤口たまみ」さんがあがってきた。 何気なくクリックすると、薮内正幸美術館でのイベントの記事が出ていた。 実はCotoriは、ギャラリーカサブランカさん経由で、薮内美術館のワイヤーを何本も使わせていただいている。 ご縁を感じて、薮内さんのコメントに続けてコメントを入れたところから…   急に、思いがけないタイミングで、澤口たまみさんの「宮沢賢治・愛の歌~百年の謎解き」の開催が決定したのだ。   小学生の時、お年玉で初めて買った分厚い本、それが「宮沢賢治童話集」だった。 盛岡にも行き、鉱物が好きな夫は石の標本も楽しそうに見ていた。 高校も大学も同窓という澤口さんが、宮沢賢治の秘められた恋を語るという。『やまなし』は岩手弁でコントラバスの音色とともに。 なんて魅力的なことだろう。   突然決まったこともあり どんなふうに話が進んだかをきちんと記憶していないのだけれど わたしは、できれば絵本の原画も飾れないものかと聞いてみた。 グリムにあった『どんぐりころころむし』も興味深かった。   もちろん絵本の原画展などはやったこともないし どのように手続きをすべきものかも皆目見当がつかない。 でも このたしろちさとさんという方の絵を飾ってみたい。 ダメ元で、とお願いしたら 澤口たまみさんがたしろちさとさんに連絡をしてくださっ